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「部活問題」を考える

「部活問題」「ブラック部活」を中心に、現役高校教師Kが学校現場の問題点を考えていくブログです。

ブラック部活駆逐の機運が高まりつつあります。

とても勇気の出る記事を読んだ。

 

withnews.jp

 

 

学校は良くも悪くも保守的な組織だ。

一保護者の意見で学校のシステムを一部でも

変えるなんて相当なエネルギーを必要としたと思う。

この保護者様には本当に頭が下がる。

日本の教育界の闇にしっかりと切り込んだことに

心からお礼も申し上げたい。

 

それにしても

 

学校側は「負けました」と、父親の意見に折れます。

 

という言葉に引っかかる。

 

長時間にわたり生徒に過重な練習を課していた状態を改めることを拒み、挙句には「負けました」という言葉が出たなんて、本当に情けない。

なんとか現状を維持したい、つまりは生徒に過重な練習を課す状態を維持したい(つまりそれが「勝ち」)と思っていたということだ。

 

学校の目玉として部活動を利用していた学校も

今更「練習を少なくしてください」と外部指導者には言いにくかっただろう。

板挟みではあったろうが、学校のメンツと指導者のメンツのみを考えた自己中心的な考えと糾弾されてしかるべきである。

 

父親が記事内で述べている言葉、

「教員全体の質的低下と公教育の荒廃を招くのでは」は

全くその通りである。

 

多くの学校と教師は「部活動」が本務になっており、学習指導は二の次になっている。

 

生徒を長時間部活動漬けにすることで、生徒の時間を奪い、人生の可能性を広げる妨げになっている面もある。

 

先の記事に書いた通り、学校は本質的に

「長時間勤務するほど熱心だと評価される」組織なので、

部活動でも長時間生徒に練習を課してしまいがちだ。

もし短時間の練習しかしない部活動があったら

「あの部活(チーム)は真剣味に欠ける」と周囲の教師や保護者に思われかねないだろう。

 

とはいえ、プロフェッショナルに取り組みたい生徒やご家庭もあるだろう。

そのようなニーズは完全に外部機関へ任せるべきである。

教育活動の一環だ、とか言って学校が中途半端に関わるからいけないのだ。

部活動は学校とは完全に切り離さねばならない。

 

本務以外の分野の仕事を一生懸命にやることを推奨される仕事が教職以外にどこにあるのだ?しかも無報酬で、時間外に。

 

部活動は

本の学校教育の闇の一つである。

おかしいことはおかしいと訴えていくべきだ。

私も一教師として戦っていきたいという決意を新たにした。